【その他】 厚労省 授業用の労働法教育プログラムを全国の高等学校等に送付
厚生労働省は、平成28年度の「労働法教育に関する調査研究等事業」の一環として、 「『はたらく』へのトビラ ~ワークルール 20のモデル授業案~」という冊子等を作成し、全国の高等学校等に送付したことを公表しました。
これは、労働法や制度(ワークルール)が人々に生涯にわたり関係することや、現に働く上での様々なトラブルや問題が起こっていることなどから、高校生等にさらに労働法等のワークルールについての理解を深めてもらうため、高等学校における労働法等についての授業が、一層充実して行われるよう、高校教員等のための資料として作成され、配布されたものです。
同省は、各都道府県教育委員会等に対しても利用促進の協力依頼を行うとともに、同省の労働条件ポータルサイト「確かめよう労働条件」に資料を掲載したとのことです。
最終的には学校側の判断になるのでしょうが、このような授業が行われるとすると、これから社会に出てくる若者は、労働法等のルールを知識として備えているということになりますね。
募集、採用といった流れの中で、企業の労働条件などに不備があれば、指摘されるといったこともあるかもしれませんね。
とにかく、働く側の企業をみる目が、増々厳しくなっていきそうです。
厚生労働省が、学生等に何を伝えようとしているのか、興味があればご覧くださ い。
また、純粋に、自身が労働法等のルールを知るための資料としても活用できそうです。
詳しくは、こちらをご覧ください。