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【年金・医療ニュース】 ウェアラブルデバイス、医療・健康分野での期待

 腕などの身体に装着して利用するICT端末、ウェアラブルデバイス。今年4月に発売開始されたApple Watchを筆頭に、スマートフォンの次の端末市場として期待されています。7月に総務省より発表された「情報通信白書平成27年版」(以下、白書)では、このウェアラブルデバイスの医療・健康分野への活用について考察されています。

 白書では、2,000人のモニターを対象としたアンケートを実施しています。これによると、ウェアラブルデバイスについて「よく知っている」「ある程度知っている」と回答した人は約4割で、年代における大きな差異は見られず、スマートフォン利用者での認知度がスマートフォン非利用者での認知度を若干上回る傾向が見受けられました。

 一方で、「医療・健康」を重要な生活課題と捉えている人の4割弱がウェアラブルデバイスの内容まで認知しており、健康への関心度が高い人はウェアラブルデバイスの認知機会が多いことがうかがえます。
 また、ウェアラブルデバイスを活用した健康管理サービスについて「利用したい」もしくは「利用を検討してもよい」との回答が、全体の3分の1強となっています。特に「医療・健康」を重要な生活課題と捉えている人の「利用したい」「利用を検討してもよい」との回答は、そうでない人の約2倍となりました


  調査の詳細は、以下のサイトでご覧いただけます。

総務省「情報通信白書平成27年版」