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【労働経済ニュース】 大手エステティックサロン社長が従業員に謝罪

 大手エステティックサロン仙台店の女性従業員が、労使問題について社長から威圧的な発言を受けたとされる問題で、10月5日に、会社側は不適切発言を認め、従業員らに謝罪したことを公表しました。


 仙台店の従業員が、残業代を減額されたなどの問題を労働基準監督署に内部通報したところ、社長は仙台店の従業員を飲食店に集め、組合に入った女性を名指しし、組合活動を批判しました。「労働基準法に合わせてたら(会社は)絶対成り立たない」などと発言したそうです。労働組合は不当労働行為として、宮城県労働委員会へ救済を申し立てました。

 労基署から是正勧告を受けており、これを受けて労務改善計画の骨子を公表しました。
過去2年間の時間外労働のデータを精査して未払い給与がある場合は支払うことや、休憩時間を確保することなどとしています。