【労働経済】 平成29年度の就職・採用市場 企業の93.0%が売り手市場と認識
文部科学省から、「平成29年度 就職・採用活動に関する調査結果」が公表されました(今月7日公表)。
平成29年度 就職・採用活動について、大学等と企業に対して調査が行われています。
企業調査は、全国の企業より規模、地域、業種のバランスを考慮し無作為抽出した2,500社を対象に実施(有効回答数 1,034件)。
たとえば、次のような結果が紹介されています。
●本年度の就職・採用市場
・93.0%が売り手市場と認識(昨年度比+10.2ポイント)
・71.2%が「昨年度より強い傾向」と認識
●採用予定者数の確保状況(8月1日時点)
<全体>41.6%が概ね「確保できた」
一方で、58.3%が「まだ、確保できていない」
<規模別>「確保できた」企業は、大企業では53.1%だったが、
中小企業では30.5%
●面接等と学業の重複による日程変更等などの相談
・「受けた」が70.9%(前年度比+3.8ポイント)
・相談を受けた企業の対応については、 「ほぼすべての学生に日程の変更等の対応した」が81.2%(前年度比+3.5ポイント)
●インターンシップの実施状況
「実施した」46.8%
その他、広報活動開始時期、採用選考活動開始時期、採用選考活動における学業成果の活用などについて、調査が行われています。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<平成29年度 就職・採用活動に関する調査結果について(速報版)>
http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/29/11/1398047.htm