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【労働経済ニュース】 企業で働く障害者 過去最多の45万人

 民間企業で働く障害者の割合(障害者雇用率)は今年6月時点で1.88%で、前年同期より0.06ポイント上昇したことが厚生労働省のまとめでわかりました。前年を5.1%上回る約45万3千人となり、12年連続過去最高を更新しました。

調査は、従業員50人以上の企業を対象に毎年実施されています。法定雇用率を達成した企業の割合は、全体の47.2%でした。企業規模が大きいほど障害者の雇用が進んでいます。

 内訳は、身体障害者が5,861人増えて23万8,405人、知的障害者は7,475人増えて8万7,140人、精神障害者は8,165人増えて4万808人となっています。雇用された人を障害別に見ると、精神障害者が25.0%増の約3万4千人と伸びが目立つ結果となりました。