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【労働法】 厚労省のいわゆるブラック企業リスト 最近の動向は?

 厚生労働省では、平成29年5月末から、労働基準関係法違反の疑いで書類送検された国内企業の企業名・所在地・事案の概要などを公表しています。

 「労働基準関係法令違反に係る公表事案」として公表されているものですが、一般的には「ブラック企業リスト」などと呼ばれています。
 初公表以来、原則的に毎月更新されています(企業名などが公表される期間は原則1年間)。
 
 直近の更新は、平成30年4月20日。

 この更新では、同年3月までの分として120社が追加された一方、公表日から1年が経過した企業などが削除され、公表企業は469社となっています。

 詳しくは、こちらをご覧ください。

<労働基準関係法令違反に係る公表事案(平成30年4月20日更新)>
http://www.mhlw.go.jp/kinkyu/dl/170510-01.pdf


 なお、公表されてしまった企業の中には、書類送検を受けた後、積極的に働き方の改革を進め、イメージの巻き返しを図っている企業もあります。

 たとえば、大手旅行会社(株式会社エイチ・アイ・エス)では、多様性を生み出す4つの働き方を導入したことをホームページでリリース。

 前向きな話題として、多くの報道機関で取り上げられています。

 大型連休の中日には、副業解禁の話題が報じられていました。

 参考になる取組みがあるかもしれません。

 詳しくは、こちらをご覧ください。

<多様性を生み出す4つの働き方を導入「楽しい職場づくり」の実現をめざして
(株式会社エイチ・アイ・エス)>
https://www.his.co.jp/material/pdf/n_co_20180420.pdf